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世界シンクタンクサミット開会、日本の政府官僚も注目

2009-07-02 23:58:17     cri    


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 世界初となるシンクタンクサミットが、7月2日から3日間の日程で、北京で開催されました。この会議は中国のシンクタンク、中国国際経済交流センターが主催するもので、第一回目の今回は、「人類の知恵を共有し、世界の発展を求める」をテーマに、各国から100を超えるシンクタンクや関連する団体が参加しています。参加者の中にはノーベル経済学賞受賞者も含まれています。

 2日に行われた開会式では中国の李克強副首相が挨拶し、「中国をさらに開放し、戦略的互恵を堅持し続ける。中国は投資と貿易の保護主義に反対し、国際的に協力を行い世界と共に発展する」と述べました。

 また、米国のキッシンジャー元国務長官や、ノーベル平和賞受賞者であるグラミン銀行のムハマド・ユヌス総裁、欧州議会のロマーノ・プローディー前委員長、OPEC石油輸出機構の臨時総会で議長を務めるアンゴラのバスコンセロス石油相、米国のジョン・ソーントン・ブルッキングス研究所主席も開会式で挨拶し、有意義な論議がこのサミットで行われることを期待すると表しました。

 開会式に参加した日本の経済産業省の岡田秀一通商政策局長も、「世界から多くの金融・経済界の専門家が集ったこのサミットは、必ず成功する」と明日から始まる論議への期待を語りました。

 このサミットは明日から論議に入り、主な内容は金融・経済危機対応政策の評価と予測、新たな国際金融秩序の構築、金融危機によるグローバル経済と地域経済への影響で、これと平行して5つの分科会が開かれます。この分科会では、自由貿易の促進と投資の簡素化、持続的な発展とマクロ経済政策、世界消費貯蓄と金融の安全、主要経済問題とシンクタンク間の協力などが話し合われます。(取材:黄恂恂、チェック:安藤)

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