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 これからの中日交流を支える若者たち総集編 第二回

2011-03-15 16:28:40     cri    

 想いを即時に行動として表現できるその心根の純粋さと団結力。そしてそんな彼らのエネルギーの源となっている諸外国の人々からの応援の力。こうした様々な大きな力が、今後日本の復興を草の根から推し進めていく基盤となっていくのではないでしょうか。

 有事に冷静に自らの役割を見つめ、問いかけ、形にするBJSA。こうしたネットワークが存在することで今回、不安な心の拠り所だと思えた学生もたくさん居るのではないかと思います。

 日本史上最大規模の地震、そしてそれに伴う津波、加えて原発が相次いで火災を起こし、メルトダウンの可能性が聞こえている現在、その被害の最中で我が身の危険を顧みず、恐怖と戦い、家族や友人、人々のためを想いながら懸命な対応に日夜取り組んでいる国内外の勇士の方々には、言葉ではどう表して良いのか解らないほどの溢れる感謝と敬意の念で一杯です。

 自らを考えてみると、私個人の力はあまりに無力で、被災された現地の方々に、メディアの人間として何らかのメッセージを…と思っても、言葉で紡ぐことの限界を感じずにはいられません。そして、これ以上の犠牲が出ないこと、より多くの方々の無事を只管に祈ることしかできずにいます。それでも、村松さんからBJSAの行動の報告を頂いて、強く願います。海外という日本とは海を隔てた先に居る私たちができることを、BJSAの若者たちのようにひとりひとりが問いかけ、そしてそのひとりひとりが手を取り合い、行動を起こすことで、日本に残された大きな傷跡が、その痛みや悲しみが、少しでも多くの思いやりと祈りを乗せた助け合いの輪で包まれますように…と。


被災地の方々に祈りを

 後記:3月15日火曜日、村松さんからBJSAの募金活動の新たな報告がありました。大使館から日本赤十字社が銀行振り込みによる義援金の受付を開始したとの情報を受けて、BJSAは本日より北京大学構内で街頭募金を開始します。集められた募金は、日本の東北地方太平洋沖地震への義援金として活用されるのみでなく、中国で発生した雲南省地震への義援金としても役立てられるとの事です。

 このような状況の中に居ても、自国の危機のみでなく現在自分らがお世話になっている中国という国のことも念頭に抱いて、躊躇することなく足を踏み出す若者たち。北京大学近くにお住まいの方がいらっしゃいましたら、是非BJSAの募金活動にご協力よろしくお願いいたします。(取材/文:中原美鈴)

 「これからの中日交流を支える若者たち」総集編、次回の第三回は、今回の第二回でお届けする予定でしたウェディングプランナーMiyoshiさんの現在の様子をリポートします。

 個人オフィスを立ち上げて3ヶ月が過ぎ、これからシーズンを迎えるウェディング業界で奮闘するMiyoshiさんのオフィスに伺いましたので、是非ご覧下さい。


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