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 これからの中日交流を支える若者たち総集編 第二回

2011-03-15 16:28:40     cri    

 3月11日の地震発生から4日、週明けの14日月曜日に村松さんから社団の動きを伝えていただきました。

 「本日、各大学の留学生代表がそれぞれ大学側の留学生事務所に掛け合って、募金活動の許可をもらいにいくことになっています。北京大学では、早ければ明日には開始できると思います」。

 元々、災害発生時や有事の情報共有プラットホームとして広げたネットワーク。まさかこのような形でこんなに早くその役割が巡ってくるとは誰も想像だにしていませんでした。

 「日本人留学生の中にも、ご両親と連絡の取れない方がいるとの報告を受けています。BJSAのメンバーにも東北出身者が数名在籍していますので、募金の呼びかけと同時に可能な限り情報収集に努めているところです」。

 日本国内でも未だ全容がうかがい知れない状況の中、今すぐに駆けつけたくても駆けつけられない人々が大勢居ます、情報を知りたくてもメディアから発信される情報以外は、友人・知人を通じた真実性の確認できない話ばかり。

 北京日本人留学生社団(BJSA)は、そんな留学生たちに励ましの言葉をかけ続けているそうです。

 「大使館からの情報によると、日本では未だ募金の受け入れ機構が立ち上げられていないそうです。どちらにしろ私たちは募金を開始して、受け入れ機構が立ち上がり次第送金する段取りになっています」。

 このような状況だからこそ、毅然と立ち上がらなければいけない。そうした強い決心が、村松さんの語気から感じられます。

 「このほかにも、『中日合同成人式』を共に主催した台湾出身の企業家が、野球の活動を通じて募金を行う準備を整えているとお話してくれました」。

 今回の地震発生後、私たち放送局の日本語部にもたくさんの励ましのメッセージが届いています。私自身にも、私の日本人の友人らにも、中国人を始めとするその他の外国人の友人・知人から続々と安全の確認、および日本の早期復興を願う声が届いています。

 こうした心遣いに心より感謝すると共にたくさんの励ましの声を支えとして、自らに何ができるのか、常にそう自分に問いかけながら、村松さん率いるBJSAのメンバーはアクションを起こしています。

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