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話題作が目白押し!2013年お正月映画商戦がいよいよ幕開け

2012-11-12 10:08:17     cri    
 今年もあと2ヶ月を切り、年末に向けての映画商戦="2013年お正月映画"の激戦のゴングがいよいよ鳴らされます。報道によりますと、今年末のお正月映画の公開ラッシュで、約40本の話題作がし烈な興行バトルに挑むことになったということです。

 注目は、王家衛(ウォン・カーウァイ)監督作品『一代宗師(The Grandmasters)』。主演の梁朝偉(トニー・レオン)がカンフーの達人を演じます。


『一代宗師(The Grandmasters)』

 そして台湾出身の李安(アン・リー)監督の最新3D映画『パイの物語(原題:Life of Pi)』。更に、黄暁明(ホァン・シャオミン)、阮經天(イーサン・ルアン)、余文樂(ショーン・ユー)など大陸、台湾、香港の俳優が勢ぞろいした時代劇アクション『血滴子(The Guillotines/ザ・ギロチン)』。


『血滴子(The Guillotines/ザ・ギロチン)』

 他にも、話題のコメディ映画『人在囧途(ロスト・オン・ジャーニー)』の姉妹編『人再囧途之泰囧(ロスト・イン・タイ』や中国屈指の人気監督・馮小剛(フォン・シャオガン)の歴史大作『一九四二』。また、日本でも知られる陸川(ルー・チュアン)監督の歴史大作『王的盛宴(The Last Supper)』などが挙げられます。


  
『人再囧途之泰囧(ロスト・イン・タイ』       『王的盛宴(The Last Supper)』

 話題作が続々と登場する今年の年末、どの作品を見るか、迷う人も多いでしょう。そんな中、一番注目されているのはやっぱり、人気監督・馮小剛(フォン・シャオガン)の歴史大作『一九四二』。


『一九四二』

 これは、中国のベストセラー作家、劉震雲の小説が原作で、馮小剛(フォン・シャオガン)が「生きているうちにぜひ映画化したい」として18年間をかけて暖めてきた作品で、監督自身一番の自信作だそうです。

 日中戦争末期の1942年、飢餓地獄にあえぐ数千万の中国・河南省民衆の姿を描いたルポルタージュ的物語で、映画構想当時に予定されていた製作費3000万元(約3億7000万円)を大きく上回り、2億1000万元(約26億円)が投入された超大作となっています。2010年の映画『唐山大地震―想い続けた32年―』では、中国映画史上最高の6億7300万円(約87億円)の興行成績を叩き出したフォン監督ですが、今回の新作では記録更新が大きく期待されています。当時の大飢饉の模様をリアルに再現するため、故郷を捨てて逃げる人々を描くシーンでは、2000人を超えるエキストラを起用したとか。悲しい歴史を丹念に描こうとした監督のこだわりと気合いが伺えるのではと思います。

 主演は大陸の個性派俳優、陳道明(チェン・ダオミン)、張国立(チャン・ゴォリー)をはじめ、『ショーシャンクの空に』などで知られるハリウッド・スターのティム・ロビンス、『戦場のピアニスト』のオスカー俳優、エイドリアン・ブロディと海外からも豪華スターが出演しているほか、フォン監督の妻・女優の徐帆(シュイ・ファン)も脇を固めています。

 これまでの歴代お正月映画では、2010年の姜文(チアン・ウェン)監督作品『さらば復讐の狼たちよ(原題:譲子弾飛)』、そして2011年の張芸謀(チャン・イーモウ)監督作品『金陵十三釵The The Flowers Of War』が興行トップでしたが、今回はどの作品がトップに君臨するのか関心が集まっています。(ミン・イヒョウ)

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