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<成功物語~小さな出来事>129人の子供のお父さん

2012-01-11 10:42:21     cri    
























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 今日の成功物語は129人の子供のお父さん、張運国についてご紹介します。

 「子供:私は北京師範大学に入りたいです。張運国:自分の夢に向かって頑張るんだよ。もう子供じゃないんだから。夢をもうちょっと大きく!先ず、この200元を使いなさい」

 お聞きいただいたのは、山東省棗荘市に住んでいる張運国が支援している129人の子供の一人、張敏と話している様子です。

 2001年、張敏の両親は病気になり働くことが出来なくなりました。幼い張敏にとって、食事に始まる日常生活、全てが大きな問題となりました。しかし、張運国がこの張敏の人生を変えたのです。当時、張運国は小さなスーパーの経営者でした。その時から、張運国は貧困家庭の子供たち129人の援助を始めました。毎年の学費だけも6万元(日本円で約100万円)を超えており、一部の子供は生活費や医療費、交通費なども必要としていました。

 張運国は「周りの人からは、不可解に思われました。そんな大金を持ってるの?と疑われました。親戚からも、10人か20人も援助すれば充分でしょと言われました。でも、私は迷っていません。考えているのは、お金の無い子供を支援することだけです」と述べました。

 子供たちの生活と学習資金確保のため、張運国は、大きな努力をしました。しかし、子供達の心に寄り添うことは、考えませんでした。最初の数年間、子供の日や誕生日などに、プレゼントを贈ったり、声をかけることはありませんでした。彼は子供たちから見れば、渋々、おじさんと呼ぶような、見慣れない人でした。この状況を変えるため、張運国は時間ができると、妻や息子を連れ、子供たちの住まいを訪ね、一緒に話したり、遊んだりしました。さらに祝日などは、何人かの子供を自宅に呼んで過ごしたりしました。

 現在、張運国は自分の会社に「子供に関心を寄せるための委員会」を設け、毎年、利益の1/3を貧困家庭の子供の支援に当てています。これまでの10年で、張運国のような人の支援を受け、2000人あまりの子供たちが学校に通えるようになりました。そのうちの一部は大学にも進学しています。

 張運国は父親代理としての、この129人の子供に支援しただけではありません。彼はこれまでに、社会の貧困者に30万元(日本円で約360万円)を支援しました。社会からの賞賛に対して、張運国はいつもこのように答えています。

 「慈善事業に身を投じると、自分がやれることが、いかに少ないか思い知らされます。でも、一人一人が関われば、細い水の流れがまとまって川になり、その川が合流して大きな海になるように、きっと、いい社会になと思いますよ」

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