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<成功物語~小さな出来事>民俗文化財を見守る人 ヌルクジル・アセン(後半)

2011-12-21 16:55:30     cri    
























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 ヌルクジル・アセンは、民族の習慣や文化財は少数民族の根本で、世界に誇るべきものだと思っています。彼は生きている間に、これらの資料をまとめ、本にしたいと考えています。

 地元の村人は、ヌルクジル・アセンが民俗文化財の保護にとり憑かていると思っています。2005年冬、岩石に書かれた古い絵を撮影するため、山奥に入ったヌルクジル・アセンは大雪に遭いました。凍死しそうになりましたが、村人が彼を発見した時、彼は自分ではなくカメラを毛布で包み、しっかり抱いていました。

 実際、民俗文化財を撮影する時、ヌルクジル・アセンは様々な困難に直面しました。もっとも印象深いのは、2007年に古い絵の写真を撮っている最中、地震が起きたことです。山頂から飛んでくる石を避けながらも、写真の撮影は中断しませんでした。

 ヌルクジル・アセンの息子の妻・アメンはこの家に嫁いだばかりですが、民俗文化財を撮影するために、しゅうの2台のカメラとビデオカメラは、使いすぎで壊れたと言います。また、しゅうとは、山奥で5000年前の文字が書かれた石を拾ってきましたが、宝のように箱の中にしまい、大切なお客にしか見せませんとも言っています。

 嫁のアメンもヌルクジル・アセンを支持しています。しかし、息子ターイは妻の意見に賛同しません。

 ターイは「あなたの父親はいい年をして毎日、カメラバックを持ってあっちへ、こっちへ行っているけど、何をやってるの?って友達にいつも、言われ笑われていまよ。僕は本当に恥ずかしいです」と述べました。

 今年9月、ヌルクジル・アセンはウルムチ市で開かれた第1回アジア欧州博覧会に参加し、この大会の盛況ぶりを写真で記録しました。その写真を村人に見せてあげると、皆、その大会が立派で素晴らしいものだったことに驚いたと言います。ヌルクジル・アセンは来年春、北京に行って故宮や万里の長城など世界級の文化遺産をカメラに収め、村人に紹介し、中華民族の偉大さを知ってもらおうと思っています。

 現在、ヌルクジル・アセンの影響を受け、村の人々の民俗文化財の保護意識は高まっています。

 これまでに、新疆ウイグル自治区の各民族の無形文化財52件が国家級無形文化財リストに加えられ、185件は自治区の無形文化財リストに入りました。

 中国文化省はこのほど、2015年までに新疆ウイグル自治区で文化財を保護、伝承するために、より整った文化財保護システムを作ると発表しました。

 今日の成功物語は、少数民族の文化を守るヌルクジル・アセン後半をお届けしました。

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