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「バービー・バンケット」、中国の「慈善」に波紋を

2010-10-06 16:39:43     cri    

 9月29日、米ソフトウエア大手のマイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏(Bill Gates)と米著名投資家ウォーレン・バフェット氏(Warren Buffett)による慈善バンケットが北京郊外の豪華ホテルで開かれました。中国のメディアは二人の名前の中国語での頭文字をとり、「バービー・バンケット」と称しています。

 両氏がこの6月、「億万長者は資産の50%以上を慈善団体に寄付する」ことを約束させるキャンペーン「Giving Pledge(誓約する)」を立ち上げ、アメリカで資産家40人の約束を得たのに続いて、今回は中国の成功した経営者や慈善家たちとの交流を目的に開かれたものです。

 ■バンケットの様子

 今回のバンケットは「ビル&メリンダ・ゲイツ財団(Bill & Melinda Gates Foundation、B&MGF)」が主催したもので、バンケットの開催地や出席者の名簿が公表されていませんが、30日に記者会見が開かれ、バンケットの様子を明らかにしました。

 それによりますと、バンケットに出席した参加者は50人ほどで、一時噂されていた「要請を出した資産家の半分が参加を拒否した」ということはなく、またバフェット氏とゲイツ氏はバンケットを利用して中国人企業家に対して強引に勧誘することもありませんでした。

 9月30日付の『新京報』は、出席者に聞いた情報としてバンケットの様子を次のように紹介しました。

 会場には6~7テーブルがセッティングされており、参加者は50~60人ほどで、企業家、慈善家、政府関係者と中央企業の経営者が含まれています。

 バンケットは夕方5時20分に始まり、2時間弱の交流会とディナーからなっています。交流会では、バフェットと氏とゲイツ氏がそれぞれ慈善事業とのかかわりについて紹介し、今、提唱中の寄贈約束に関する紹介をしました。二人は同時に、中国は自分の実情に見合った慈善モデルを模索すべきことを強調しました。

 バフェット氏は「チャリティーはたいへん個人的な決定で、今回は経験を分かち合うために中国に来た」と話し、来場者の企業家に対して「中国にとって、皆さんがたいへん肝心な世代で、現在成功した企業家は今後、中国の慈善事業を引っ張っていけるチャンスに恵まれている」と話しました。

 ビル・ゲイツ氏は、父親が自分に対する教育を織り交ぜて紹介し、「慈善事業の楽しさを体感しているので、生きている間にすべての富を慈善事業に投入したい」と話しました。さらに、「義捐金の用途をたいへん注目している」と強調しました。

 二人のスピーチの後、質疑応答が行われ、富と寄贈に対する態度、寄付金の効果的使用、慈善の家庭への影響などをめぐり意見が交わされしました。この中でも、とりわけ、「死後、全財産の寄付」ということをめぐって熱い議論が見られました。参加者たちは、「理性的な態度で慈善事業に向き合い、たとえ資産家でも順序を追って慈善事業を始めなければならない」ことで観点の一致が見られました。

 バンケットに参加した大手不動産デベロッパーの潘石屹さんは、「慈善を取り巻く環境に対する皆さんの注目度の高さを実感した。慈善制度の整備、義捐金の用途に対する規範化した管理、使用効率の向上に対してみな、強い関心を寄せていることが改めて知った」と感想を語りました。

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