日本政府の統計によりますと、今年1月から5月、日本を訪れた外国人観光客が753万人を超えたということです。これに合わせ、日本国内の家電メーカーなどの業界が、外国人観光客に向けたPRに力を入れています。
家電大手のパナソニックは今月9日から12日まで、羽田空港の国際到着口のロビーにPRコーナーを設けています。主力となる可変圧力炊飯器やカメラ、シェーバーを紹介しています。スモールアプライアンスグループの責任者は「到着と同時にインパクトを与えることで、滞在中の購入を促したい」と、その狙いを話します。炊飯器や多機能便座、シェーバー、空気清浄機、美容器具が人気だということです。
中でも、炊飯器と多機能便座を購入した外国人のうち、8割が中国人とされています。2014年に訪日した中国人観光客は、過去最高の241万人にのぼりました。今年も円安や直行航空路線の相次ぐ開通で、中国人観光客の増加傾向は続いており、5月までに171万人を超えたということです。(文・写真:李軼豪)国際・交流へ
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