この「空中庭園」の開発計画は、河南大学河南文化観光研究院の程隧営院長が提案したもので、観光客が城壁のうえで、開封飲食文化博物館を見学したり、城壁からの街の眺めを楽しむなどの構想が盛り込まれています。
古い城壁の観光区開発計画は、観光、飲食、娯楽、ショッピングを一体化した文化産業プロジェクトを目指し、地元の観光開発につながると期待されています。
開封古城の城壁は、全長14.4キロあり、全国重点文物保護単位に指定され、中国で南京古城の城壁につぐ2番目に大きい古い城壁とされています。戦乱や黄河の氾濫を経験してきたこの城壁は、多くの王朝が修復を繰り返し、現在でも当時の規模と構造を保っています。現存の城壁の下には5つの城壁跡が残されており、考古学上貴重な価値があるとされています。(劉叡、小山)暮らし・経済へ
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