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中国国家衛生計画出産委員会は10日、北京で記者会見を行い、「中国の総人口は引き続き増えており、2014年の末までに13億6800万人に達した」と明らかにしました。
計画出産末端指導局の楊文荘局長は「人口の年齢構造や出産政策の調整の影響を受け、出生数は2010年の1592万人から2014年には1687万人に増えた。合計特殊出生率(女性1人あたりが生涯に産む子供の平均数)は1.5~1.6人にやや上昇した。一方、1人目の子供の出生率が減少し、2人目の子供の出生率は上昇した」と紹介しました。また「2014年の0~14歳の人口が全人口の16.5%となっているが、これは世界の平均である26%より低く、先進国に近い数値となっている。生産年齢人口は依然として非常に多く、欧州の2倍となっている」ということです。
人口の高齢化については、「60歳以上の高齢者の比率は絶えず上昇しており、2010年の13.3%から2014年の15.5%まであがり、2億1200万人に達した」と明らかにしました。
楊局長はさらに、「中国の人口と計画出産の情勢は大きく変わっている。人口が多いことは依然として中国の基本的な国情である。人口の構造問題はますます経済や社会の発展に大きく影響する要素となっており、出産政策を調整し、人口の長期的でバランスの取れた発展を促していくことは新しい時期において最も重要な戦略的な目標と任務である」と指摘しました。(藍、小山)暮らし・経済へ
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