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中国の習近平国家主席は、ロシアのウファで開かれる第7回新興5カ国(BRICS)首脳会議(8日~9日)と、第15回上海協力機構(SCO)首脳会議(9日~10日)に出席するため、ロシアを訪問する予定です。
中国外務省が6日、北京で開いたメディア向けのブリーフィングで明らかにしたものです。程国平外務次官が席上、今回の訪問について説明しました。
第15回上海協力機構(SCO)首脳会議の出席について、程次官は「今回の首脳会議は新しい情勢下におけるSCOの発展戦略、各分野の協力について、重要な計画やアレンジメントを行うというミッションがある。このことは、SCOが引き続き、高効率で、実務的かつ健全な方向に向かってスピーディーに発展し、メンバー国の脅威への対応、経済成長の実現をサポートする上で重要な意義がある」と話しています。
程次官は「習近平氏が2ヶ月ぶりにロシアを訪問し、SCOメンバー国首脳理事会会議に出席することは、中国側がユーラシア地域とSCOを極めて重視している姿勢を表している。中国側は引き続き、SCOにおける責任を表明し、今回の首脳会議を通して、国際社会にとって重要な国際問題や地域問題に対するSCOの重要な知見と主張を表明したい。また、各メンバー国が共に関心を持つ発展のミッションを一緒に企画し、一致団結して域内の問題や国際舞台で益々大きな役割を果すようにしていく」と話しました。
また、首脳会議が開かれる期間中、中国、ロシア、モンゴルの3カ国の首脳は2回目の会談を行い、協力の次の発展方向と重点分野を決めていくということです。(Yan、山下)
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