中国中央政府がマカオ特別行政区に贈呈したパンダ「心心」が5日、8歳の誕生日を迎え、子供たちが特別な誕生パーティーを開いて祝いました。

　マカオの石排湾郊野公園のパンダ館には5日午後、多くの「心心」ファンが駆け付けました。「心心」のマカオでの初めての誕生日を祝い、10人余りの子供の代表も招かれました。子供の一人は「バースデーケーキを用意しましたよ。このバースデーケーキは普通のケーキとは違います。パンダはクリームやチョコを食べてはいけないんです」と話しました。バースデーケーキは、カボチャ、ニンジン、リンゴ、竹の葉など、「心心」の好物ばかりで出来ています。暑い季節なので、主な原料は「氷」だということです。

　「心心」はマカオに来て２カ月余り。一番大きな変化は照れ屋から、オープンな性格に変化し、いたずらもするようになったということです。（藍、山下）暮らし・経済へ