中国国家外貨管理局が6月30日に発表したデータによりますと、今年第1四半期末までの対外金融資産は6兆3808億ドルにのぼり、対外資産負債残高は4兆9769億ドルで、対外金融純資産は1兆4038億ドルとなっています。対外金融資産のうち、対外直接投資額は9858億ドルです。

　対外金融資産のうち、証券投資は2487億ドル、金融派生商品は175億ドル、その他の投資は1兆3439億ドル、財形貯蓄は3兆7848億ドルとなっています。一方、対外資産負債残高のうち、外国による中国での直接投資は2兆7515億ドル、証券投資は9679億ドル、金融派生商品は150億ドル、その他の投資は1兆2424億ドルで、それぞれ対外資産負債残高の55％、19％、0.3％、25％を占めているということです。（07/01　Lin,　山下） 暮らし・経済へ