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 国連、各地で相次いだテロ事件を非難

2015-06-27 12:55:38     cri    
 チュニジアの観光都市スースにあるホテルが武装メンバーの襲撃を受け、少なくとも37人が死亡、36人が負傷しました。クウェートの首都クウェートシティにあるモスクで自爆テロが発生し、27人が死亡、222人が負傷しました。フランス東部のイゼール県にある工場が襲撃を受け、1人が死亡、多数の負傷者が出ました。

 国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長は同日、チュニジア、クウェート、フランスで相次いで起きたテロ事件を強く非難する声明を発表しました。

 パン事務総長は「これらの襲撃事件によって国際社会のテロリズムを撲滅する決意がそがれることはない。かえって人類の発展と文化を破壊しようとするテロ組織を撲滅するという国連が交わした約束を実行することが強まることになる」と述べました。

 国連安保理は当日、テロ襲撃事件を強く非難し、テロ実行者を法に基づいて裁くことを強調し、「いかなる形のテロリズムも国際社会の平和と安全にとって大きな脅威となる。テロ行為はいつどこで誰による行動だろうが、動機は何であろうとも、犯罪行為だ」と声明を発表しました。

 国連総会のクテサ議長は「国際社会は極端主義の暴力行為を絶対許さない。国際社会は極端主義との戦いへの参加を決意しなければならない」と表明しました。(殷、高橋敬)  国際・交流へ

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