中国外務省の陸慷報道官は23日の定例記者会見で、中米関係は30数年発展してきて、意見の食い違いよりも協力が多いという大局を示していると述べました。
陸慷報道官はまた、「中米両国の利益が日増しに密接になっている。時折、客観的に見て意見の食い違いや利益の違いが生じるかもしれない」と述べた後、「南沙島礁での建設について、中国は何度も自身の立場を表明したが、自らの土地で建設を行うことは主権の範囲内のことである。南海問題は中米の問題でなく、そうなるべきではないと中国はずっと主張してきた」と語りました。
一方、アメリカのラッセル国務次官補はこのほど、「中国の南海での埋め立てや関連建設の停止を促す。また同時に、南海問題は米中間の問題ではない。南海海域でアメリカが、中国を含むその他の国との軍事的対峙を避けようとしている」と述べました。(任春生、林)
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