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アジア開発銀行(ADB)のチーフエコノミスト・魏尚進氏は20日、中国の青島で開かれた経済関連のフォーラムで、今年のアジア全体の国内総生産(GDP)は6%前後の伸びで、引き続き世界で最も速い成長になるとの見通しを示しました。
魏氏はまた、「アジアの各地域でみれば、全体のGDPに占める割合が大きい北東アジアと中央アジア、西アジアの成長スピードが落ちている一方、東南アジアは速いペースで伸びている」と説明しました。
さらに「北東アジアでは、最も重要な位置にある中国の成長が減速していることから、この地域の成長も落ちている」としました。中国経済が減速する理由については、人口構造の変化、人件費の上昇および国際経済の影響などを挙げました。(鵬、林)暮らし・経済へ
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