日本の丹羽宇一郎元駐中国大使が18日、前会長の加藤紘一氏の任を引き継ぎ、日本中国友好協会(日中友好協会)の会長に正式に就任しました。
日中友好協会は1950年に発足してから日中友好の推進に力を入れています。丹羽氏は同日に行われた日中友好協会創立65周年祝賀会であいさつし、「日中友好のために多くの人がこれまで尽くしてきた。その努力を水泡に帰すことは許されない」と述べた上で、日中の友好を実現させるため努力してほしいと両国民に呼びかけました。
中国の程永華駐日大使もあいさつし、「日中友好協会は創立から65年の間、中日友好の信念を持って、中日関係の回復や改善、発展に大きく貢献してきた」とその功績を称えたうえで、習近平国家主席が先月、中日友好交流大会に出席した際の話を引用し「中日両国の友好の基礎は民間にあり、中日関係の前途は両国民の手中に握られている。中日両国民が真の友好を深めれば、代々の友好はきっと実現できると信じている」と強調しました。(藍、小山)国際・交流へ
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