15日午後、中国外務省の陸慷報道官（47歳）が外務省の藍庁で初めて公に姿を見せました。

　外務省は中国が記者発表制度を取り入れた最初の省で、報道官制度が実施されて32年になりますが、陸慷報道官で28人目となります。陸報道官は江蘇省出身、外交分野での職務経験は20年以上になるとのことです。

　陸報道官は今年4月から報道局局長に就任しました。それまでは、アイルランド大使館の首席館員、政務参事官、駐米大使館副館長、公使を歴任してきました。また、多国間分野では国連安保理、軍縮、拡散防止それにアジア太平洋経済協力機構などで活躍し、多才な外交官と呼ばれています。

(hj　keiko)