イラク軍とイスラム過激派「イラク・シリア・イスラム国（ISIS）」は13日、イラクのいくつかの地方で武力衝突が起き、38人のイラク軍兵士と民兵、19人のISIS武装勢力が死亡しました。

　イラクアンバル州の治安担当者の話によりますと、この日、4人の自爆者を含む100人以上のISIS武装勢力が首都バグダッドから約50キロ離れたイラク軍の駐屯地を襲撃し、少なくとも18人の兵士とシーア派の民兵が死亡したほか、25人が負傷したということです。

　一方、米政府がイラクに450人の兵士を追加派遣する計画の一部として、第一陣の80人の米兵が13日にイラク西部にある軍事基地に到着しました。

　米軍のイラク駐留部隊は約3100人で、今回の追加派遣により、3550人となります。（Katsu、Kokusei）国際・交流へ