インドネシア中部のリゾート地ロンボク島からバリ島に向かっていた外国人観光客など129人を乗せた観光船が5日午後、エンジンが爆発する事故があり、少なくとも25人がけがをしました。

　地元メディアが7日に伝えたところによりますと、けがをしたのはオーストラリアやフランス、イタリア、アメリカ、イギリス、ニュージーランド等からの観光客だということです。

　インドネシアの政府関係者は、乗客はやけどや骨折などのけがをしていますが、幸い重傷者はいないことを明らかにしました。

　更に報道によりますと、現地時間の5日午後2時ごろ、船はロンボク島を出発しバリ島に向かいましたが、出発してから約30分後に突然爆発が起き、船に着火した後、船体の左側で再び爆発があり、ガラス窓の破片が飛び散って、乗客に当たったということです。

　地元の警察は、船内で１本の燃料ホースが破裂し、燃料が漏れ出た後にエンジンが爆発したとみて、事故の詳しい原因を調査しています。（ZHL、Keiko） 国際・交流へ