一帯一路（シルクロード経済帯と21世紀海上シルク ロード）万里を行くーーミラノ万博に向かうというイベントは3日、北京でスタートしました。文化や商業貿易分野で活躍する人々200人あまりが7月中旬に新疆の阿拉山峠を出て、10数の国と地域を経由して、イタリアのミラノに到着する予定で、目的地までの距離はおよそ1万6000キロになるということです。

　このイベントは「一帯一路」の戦略構想に基づき行われるもので、距離はもっとも長く、経由する国が最も多いイベントです。組織委員会は沿線国の政治、経済貿易、文化などの分野の専門家と学者がメンバーとなる「シルクロード・シンクタンク連盟」を構築し、沿線国と地域の各分野に助言し、国と地域間のコネクティベティを深めることを図ります。このほか、シルクロード文化基金を設立し、「一帯一路」中心経済圏の文化分野のプロジェクトテーマデー建設を推し進める方針です。（殷、林）　暮らし・経済へ