「中国工業発展報告2015」が3日、発表され、「2015年、一定規模以上(年間売上高2000万元以上の企業)の工業経済の成長率は7%前後に達するだろう」との見方を示しました。
この報告書は、中国工業と情報化部の指導の下で、中国電信研究院(CATR)や中国石油・化学工業連合会(CPCIF)など10の業界の協会、国際連合工業開発機関(UNIDO)が共同で編纂したものです。
報告書の中では、「ここ数年、中国工業の発展のスピードは緩やかになっているものの、依然として経済発展の主な産業であり、中国経済や社会の発展における重大問題の解決のカギとなっている」と期待を示しました。一方で、「成長率の下降が速すぎ、生産能力の過剰、デフレ、利益率の減少、刷新力の不足など、リスクと問題にも注目すべきだ」としました。
また、「一帯一路」(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロードの構築)や北京、天津、河北の共同発展、揚子江経済帯の三大戦略における工業経済への影響について、分析やアドバイスが書かれています。(藍、山下)暮らし・経済へ
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