第２回中国児童の乗車と道路安全フォーラムがこのほど北京で開かれました。フォーラムで明らかにされたところによりますと、中国では毎年14歳以下の子ども1万8000人が交通事故で命を落としています。この数字はヨーロッパの2.5倍に当たり、その多くはチャイルドシートの不備や使用方法の誤りなどに起因しているということです。

　また、中国婦人発展基金会の秦国英副理事長はフォーラムで、「中国では0歳-15歳の子ども人口は2億3900万人であり、毎年1,640万人が新たに誕生している。一方、自動車の保有台数は1億3700万台に上り、自動車の高度成長期を迎えている。子供を交通事故から守るには、多くの機関や各方面による連携が必要だ」と強調しました。（閣、keiko）暮らし・経済へ