1122
|
気候変動に関する2015年の2回目の会合となる国連気候変動ボン会議が1日、ドイツのボンで開幕しました。参加者らは年末に合意される予定の新たな枠組みをめぐって交渉を続けるとともに、2020年までの気候変動対応などの議題を議論します。
この交渉は11日まで行われ、2月にスイスのジュネーブで開催された中間会合でまとめられた、12月の国連気候変動パリ会議(COP21・COP/MOP11)で合意される予定の新たな枠組みの下書きとなる「交渉テキスト」の内容を整理することが主な任務のひとつとなっています。「交渉テキスト」は、90ページもの長さまで膨らんでおり、新たな枠組みの目標、融資、技術開発と譲渡、能力向上、行動、透明度などの内容に関する関係各方面の多様な意見が反映されています。
この「交渉テキスト」に基づく新たな枠組みが12月の国連気候変動パリ会議で合意された場合、2020年に発効され、2020年以降の関係各方面の温室効果ガスの排出抑制と気候変動対応の根拠となります。(殷、小山)国際・交流へ
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |