20150530news4
|
シンガポールで開かれている第14回アジア安全保障会議(シャングリラ対話)に出席した中国人民解放軍の孫建国副参謀総長は29日午後、日本の徳地秀士防衛審議官と会談しました。双方は「海空連絡メカニズム諒解覚書」の早期締結と発効に期待を寄せました。
孫副参謀総長は「中国は中日関係を非常に重視し、日本の歴史問題における態度に対し、注意深く見守っている。双方は引き続き防衛事務における交流と協力を行って相互理解を深め、食い違いをなくし危機をコントロールすべきだ」と述べた後、「中日間の4つの政治文書を踏まえながら、善隣友好協力を推し進め、中日関係の得難い改善のチャンスを大切にするべきだ」と期待を寄せました。
これに対し、徳地審議官は「歴史問題における日本政府の立場は変わらない。当面の両国関係はいくらか困難や意見の食い違いに直面しているものの、日本は両国関係の改善に力を尽くしたい。両国の防衛と安全保障分野における協力強化は二国間関係の発展に有利だ」と述べました。(05/30 Lin Kokusei) 国際・交流へ
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |