20150529news2
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中国外務省の華春瑩報道官は28日の記者会見で、中国の南海に位置する諸島の埋め立てに対するアメリカの非難について、再び言及しました。
華報道官は「中国が関連諸島で行っている建設の規模と速度は、中国が大国として果たすべき国際的な責任と義務と合致している。どのように建設をするかについて、中国人は自分で判断する。いかなる人も中国がこうするべきだと要求を出す権利がない。アメリカは、個別の国が長期にわたりその不法占領をしている中国の島嶼での建設活動について何も言っていないのに、中国が自分の主権範囲内で合法的で状況に合い、また合理的な建設活動についてあれやこれやと口出ししている。アメリカは、二重基準に慣れているのか、そうでなければ他に企みがあるとしか思えない」と述べました。
華報道官は「現在、南海情勢は全体的に安定している。しかし、個別の国が自分の利益のために南海で中国の領土主権と海洋権益にほしいままに挑発を繰り返している。また、一部の人は火付け役をしている。これこそ南海地域が不安定の状態に陥っている究極の原因だ」と指摘しました。
また、華報道官は、アメリカが行動をする前によく考え、挑発的な言行を直ちに止めることに期待すると強調しました。(劉叡、kokusei)
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