中国外務省の洪磊報道官は13日、北京で行われた定例記者会見で、アメリカのヒラリー・クリントン前国務長官が大統領選への出馬を表明したことを受けて、「アメリカの大統領選はアメリカの内政である」と強調した上で、「中米関係の健全的で安定した発展は、両国人民の根本的な利益に合致し、アジア太平洋地域ないし世界の平和、安定と繁栄にもプラスとなる。中国はアメリカと共に、新型大国関係の建設が絶えず新たな進展を遂げることを推し進めていきたい」と述べました。
また、「アメリカのネットセキュリティ会社『ファイア・アイ』はこのほど、中国のハッカーはこの10年間に一部の国に対してネット攻撃をしたと非難した。中国政府はこれをどう見ているのか」という記者の質問に対して、洪磊報道官は「中国政府は断固としていかなる形のハッカー攻撃を禁止し、取り締まっている。ハッカー攻撃は世界的な問題であるため、わけも無く非難したり、猜疑心を起こしたりするではなく、国際社会が協力しあって対応するべきだ」と指摘しました。(藍、kokusei)
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