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HSBC(香港上海銀行)が21日発表した最新データによりますと、5月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は前月の改定値48.9よりやや高く49.1となりましたが、三か月連続で景気改善と悪化の節目である50を下回っています。これは製造業が依然として低迷状態にあることを物語っています。
PMIの内訳を見ると、5月の生産指数は48.4で、この5か月間初めて50を下回っており、13か月間の最低となりました。輸出受注も23か月間の最低となり、外部需要の不振を示しています。
安定した経済成長を図るため、中国政府は何度も促進策を講じ、金融機構の人民元預金と貸付金の基準金利を二回引き下げ、人民元預金準備率を1ポイント引き下げたとともに、税金の優遇政策廃止を遅延させ、通関窓口のサービス向上を実施するなど5項目の措置を講じて対外貿易の発展を促しています。
HSBCの経済学者フェディス氏は「現在投入•産出価格が持続的に下落していることを考え、安定した成長政策をさらに打ち出すには依然空間がある」と分析しています。(Mou)暮らし・経済へ
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