国家統計局は13日、全国の投資、消費、工業、不動産などの分野に関する4月のデータを発表し、4月の国民経済は合理的な範囲内で動き、成長を牽引する要素も徐々に集まっているということです。

　4月の全国の一定規模以上の工業企業（年売上高2000万元以上の企業）の収益の伸び率は昨年同期に比べて5.9％増え、今年3月より0.3ポイント増え、回復の兆しを見せています。業種別では、約6割の業種の収益の伸び率が加速し、製品別でも、生産量の増加率が加速か前の水準を維持する工業製品が50％を超えています。

　国家統計局の盛来運報道官は、「今年に入ってから、利下げや減税などの政策の効果が現れている。2015年1月から3月までの一定規模以上の工業企業収益の下げ幅が2014年11月と12月に比べて1.5ポイント縮小した」と述べました。（万）暮らし・経済へ