中国国家統計局が13日に発表したデータによりますと、2015年4月の中国の社会消費品小売総額は2兆2387億元で、前の年の同じ時期に比べ10%増加しました(物価変動の要素を除いた実質伸び率は9.9%)が、伸び率は3月より0.2ポイント減速したということです。
今年に入ってから中国国内消費の伸び率は毎月減速しており、4月の10%という名目伸び率も9年ぶりの低い伸びだったということです。
国家統計局貿易対外経済所の藺涛・高級統計士は、国内消費の伸び率が減速しつつあるのは、マンション型商品の伸び率が下がっていることが影響しているとみています。
一方、インターネット通販は依然として急成長を続けています。2015年1月から4月までの全国のネット通販小売総額は8690億元で、前の年の同じ時期に比べ40.3%増加しました。
また、飲食業の売り上げの伸び率も前の年に比べ増えています。さらに、品質のより良い商品や文化産業に関する商品の売れ行きも良いことから、藺高級統計士によりますと、中国の消費構造は絶えず改善され、新興産業は引き続き急成長の兆しを見せているということです。(劉叡、小山)暮らし・経済へ
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |