中国とベラルーシによる地方経済貿易協力フォーラムが11日、ベラルーシの首都ミンスクで開かれました。中国の習近平国家主席と、ベラルーシのルカシェンコ大統領が共に開幕式に出席し、挨拶しました。
習主席は席上、「近年、中国とベラルーシの関係は持続的かつ迅速な発展を遂げ、両国の投資と経済技術協力は明確に歩調を速めている。ベラルーシはヨーロッパとアジアを結ぶ陸上交通の要衝として、シルクロードの共同構築の上で、独特な地理的優位性を持っている。われわれは、シルクロード経済帯の構築をベラルーシの国家発展戦略と合わせ、全方位の互恵協力を深め、両国の共同発展を図っていきたい」と述べました。さらに、「地方経済貿易協力フォーラムは、両国の全面的な戦略的パートナーシップの重要な一部だ。双方は互いの優位性で補い合い、地方協力を拡大すべきだ。中国はベラルーシと生産能力の協力を強め、鉄道や電力、通信、プラント製造などの分野における、先端技術と効率の高い生産能力を共有したい。ベラルーシの企業による対中投資を歓迎する」と強調しました。
一方、ルカシェンコ大統領は「両国の地方と企業の密接な連携・協力は、全面的な戦略的パートナーシップの重要な一部だ。ベラルーシ政府は国外の投資者のために環境整備を続けるとともに、中国の地方と企業によるベラルーシへの投資拡大を歓迎する」と話しました。(洋、山下)暮らし・経済へ
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