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 習近平主席、ベラルーシ大統領と会談

2015-05-11 10:25:48     cri    


 ベラルーシ訪問中の中国の習近平国家主席は10日、ミンスクでルカシェンコ大統領と会談し、両国の各分野での協力を強化し、全面的な戦略パートナーシップの新しい時代を切り開くことで合意しました。

 習主席は両国の利益・運命共同体の構築について、4つの提案を行いました。まずは、政治面の信頼関係を持続的に増進させ、相手国が自国の国情に基づいて発展の理念と発展の道を選ぶことを支持すること。次に、両国の発展戦略をマッチングさせ、シルクロード経済帯の構築を共に推進すること。また、人文と地域の交流と協力を拡大し、友好のための社会と民間の基盤を固めること。そして、国際問題と地域問題における協調と協力を強化することです。

 習主席はまた「今年は中国人民抗日戦争及び世界反ファシズム戦争勝利70周年である。中国人民とベラルーシ人民はファシズムと軍国主義の侵略者に打ち勝つため、多大な犠牲を払い、大きな貢献をした。記念式典を行う目的は、歴史を銘記し、烈士を偲び、平和を大切にし、未来に注意を呼び起こすためだ」と述べました。

 ルカシェンコ大統領は、中国側と共に、両国の貿易レベルを引き上げると共に、科学技術や観光、教育などの分野での協力を強める考えを示すと共に、中国が打ち出した「シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロードの構築」という構想を完全に支持し、積極的に参加する意向を示しました。

 会談後の共同記者会見で習主席は、シルクロード経済帯の共同構築をきっかけに、両国の包括的な実務協力を強化することで一致したと示した上で、「中国とベラルーシはいずれも第二次世界大戦の戦勝国である。我々は平和を愛する世界各国の人民と共に、先の大戦の勝利の成果を断固として守り、国際秩序と国際システムがより公正で合理的な方向に向けて発展することを共に促し、人類の持続的平和を実現させるために力を尽くす」と述べました。

 ルカシェンコ大統領は習主席のベラルーシ訪問が重要な意義があるとし、「双方は両国の経済貿易や交通、投資など各分野での協力を推進し、国際問題と地域問題での意思疎通と協調を強めることで合意した」と述べ、シルクロード経済帯の構築に積極的に参加すると表明しました。

 ルカシェンコ大統領はまた「ベラルーシと中国はいずれも第二次世界大戦での勝利のために多大な犠牲を払い、重要な貢献をした」と述べ、今年、両国が戦勝70周年を共に記念することを明らかにしました。(ZHL、高橋敬)

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