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HSBCのダグラス・フリント会長は24日ロンドンで、「中国の都市化建設や国民収入の向上、消費市場の拡大および大規模のインフラ整備計画は巨大なビジネスチャンスを育んでいる」と述べました。
フリント会長は同日行われたHSBC2015年度年次株主総会で、「現在世界は阻むことのできないいくつかのトレンドがある。一、新興市場経済体の都市化プロセスである。そのうち、中国の夥しい農村人口が都市を目指して移動していることが最も注目されている。これは中国の経済成長とバランスの取れた配分にプラスとなる。今後10年、中国では中産階級のレベルまでたどり着く人は1億人を超すだろう。これは貿易と消費に巨大なチャンスをもたらす。二、新興市場経済体がその都市化の発展を支えるため、インフラ整備に巨額の資金を投入するだろう。また、先進経済体もインフラ施設を新たなものにする必要がある。こうした過程の中で、中国は、アジア地域内、及びアジアとヨーロッパをつなぐために、高速道路、鉄道、物流センター、及びその他のインフラ整備プロジェクトの建設に投資を行っている。アジア地域だけで、必要な資金額は8兆ドルだと予測されている」とし、「中国の対外投資の発展の趨勢と経済成長モデルは輸出依存型から内需拡大型へと方向転換している。これは大変嬉しいことである。また、われわれは人民元のグローバル化がもたらす巨大なチャンスにも注目している」と語りました。(白、kokusei) 暮らし・経済へ
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