欧州連合(EU)と地中海南岸諸国の外相による非公式会議が13日、スペインのバルセロナで行われ、安全保障やテロ対策、移民などの課題をめぐって話し合い、対策を探りました。
スペインのラホイ首相はテロ対策について「国際協力を進めることが最もよい方法だと思う」と述べるとともに「EUはいつにもまして今こそ、戦乱が起きた国々に手を差し伸べるべきだ」と主張しました。
また、EUのモゲリーニ外務・安全保障政策上級代表は「EU・地中海南岸諸国外相会議が制度化され、今後毎年一回開催されることを期待する」とした上で、「地中海両岸の安全保障政策を制定するだけでなく、若者に就業の機会を提供し、異なる文化や宗教を持つ人々の対話を促すべきだ。これは安全を脅かす事件の発生を防ぐカギとなるだろう」と述べました。(藍、小山) 国際・交流へ
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