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中国共産党中央政治局の常務委員を兼任する国務院の李克強首相は、13日から15日にかけて貴州省東南部の苗族(ミャオ族)侗族(トン族)自治州を視察し、共産党中央と国務院を代表して各民族の国民に新春の祝意を伝えました。
李首相は市場や貧困地区などを訪れ、それぞれの地で市民と交流をしました。貧困地区で帰省した大学生と話し合った際、李首相は「経済状況のよくない地域では、知識という力がますます必要となってくる。政府が農村や貧困地区の学生の重点大学への入学率を向上させ続けている目的は、人材育成だ。これから奨学金制度をさらに完備させ、農村などからいい人材を発掘し、故郷や社会に貢献してもらう方針だ」と話しました。
李首相は高速道路のサービス・エリアで、帰省した出稼ぎ労働者に対し国家建設のためにした1年間の苦労について感謝の意を表し「家族と一緒にいられる時間を長くしたいと思う地元住民の願いを叶え、総合的な政策を制定し、産業の中西部地区への移転を促し、新型都市化建設に出稼ぎ労働者の故郷での起業を融合させ、貧困地区の発展を促進させていく」と紹介しました。
李首相は別の場所で工事の進捗状況などを視察した際に「中国の中西部地域は経済発展の大きな潜在力を持っている。経済建設をメインに据え、メカニズムの革新を重視し、モデルチェンジやグレードアップを実現させなければならない。情報技術とインターネットに依存して新興産業を発展させ、新しい就職のチャンスを作り、中西部地域の発展を図るべきだ」と指摘しました。(殷、小山) 暮らし・経済へ
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