ロウハニ大統領は、「一帯一路」（シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロード）の建設に関する中国の提唱に賛同し、中国側とインフラやエネルギー、農業、観光などの分野における協力を拡大していく考えを示したとともに、イランの核問題の包括的な解決を目指す交渉において中国が果たした公正かつ積極的な役割を高く評価しました。

　王外相は「中国はイランと "一帯一路"を共同建設し、東へ向かって開発を進めるイランの政策と、西へ向かって発展を加速させる中国の政策を結び合わせ、中国の質の高い余剰生産力と工業化の推進に関するイランのニーズを結びつけ、優位性の相互補完と共同発展を実現させたい」と述べた上で、イランと米英独仏中露の6ヵ国による核協議に触れた際、「しっかりとチャンスをつかめ、自信を固めて困難を克服し、互恵ウィンウィンの包括的合意の早期達成を期待している」と述べました。（ZHL、Kokusei）