マレーシアが昨年3月に消息を絶ったマレーシア航空370便について「事故で全員が死亡したとみられる」と発表したことを受け、中国の李克強首相は29日、「この不幸な出来事に遭った全ての家族と我々にとって、苦しい時間だ」と述べました。
これは、中国を訪問しているフランスのバルス首相と共に記者会見した際、述べたものです。
李首相は「中国人乗客154人とフランス人乗客4人を含めた全ての乗客乗員がこの不幸な出来事に遭ったことに、中国政府と国民は心を痛めている。遺族らには深い同情と心からのお見舞いの意を表す」と話しました。
そのうえで、李首相は「この1年、中国は関係各国と国際社会とともに、旅客機と行方不明者の捜索や調査、中国人乗客の家族への慰問などに最大の努力を尽くしており、今後も続けていく」としたうえ、マレーシア政府に対して、「調査、賠償、遺族のサポートなどをうまく行ない、特に旅客機と不明者が見つかるよう努力を続けてほしい」と強調しました。(鵬、kokusei)暮らし・経済へ
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