中国の汪洋副首相は12日北京で、国務院観光作業部間連席会議の第2回会議を主宰しました。汪副首相は席上、観光業に対し、内需拡大や成長安定、就業促進、貧困撲滅、国民生活の改善、対外友好交流の促進などの事業における独特な役割を果たしながら、観光管理メカニズムのイノベーションに力を入れ、現代観光産業に取り組み、観光市場の秩序を規範化して、より安全で便利、より文明的で快適な観光事業を促し、中国を観光大国から「観光強国」へと発展させるよう指示しました。
汪副首相はまた「中国の観光業は黄金発展期に入り、多くの試練にさらされている。経済発展の新常態(ニューノーマル)に適応するため、観光の発展方式の転換に拍車をかけ、観光業の発展政策を着実に実施して見直し、観光産業の促進メカニズムを革新してより健全な公共サービスシステムを構築し、観光業のモデルチェンジや品質向上を促していかなければならない」と指摘しました。
汪副首相はさらに「春節(旧正月)や元宵節は観光シーズンにあたり、観光中の事故が多発する時期でもある。各地方政府と観光業の組織は安全責任を重視し、安全措置を強化して緊急救援能力を高め、観光客が安全に楽しく祝日を過ごせるよう確保していく」と強調しました。(01/13 Lin, 小山)
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