中国外務省の華春瑩報道官は25日、北京での定例の記者会見で「イラン核問題の関連各側が意見の差異を解決し、互恵共栄を実現する包括的合意を早期に結べるよう期待する」と述べました。
報道によりますと、イランの外相は最近、核開発問題について「恒久的かつ包括的な合意を結び、核の平和利用の権利を確保することが目標だ」と表明したということです。
これに対し、華報道官は「関係各側は現在の良好な勢いを大事にし、この前の協議で達成した共通認識を維持し、意見の差異に焦点をあて、それを解決し、政治的な決断を早期に下すべきである。中国としては、この前の協議で出した提案が役に立つことを望んでいる」と述べました。
アメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国、ドイツの6カ国とイランは先月24日の協議後、協議の期限を来年6月30日まで延長することを発表しました。(鵬、林)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |