全国政治協商会議の董建華副議長は16日香港で、「道路占拠は香港に大きなダメージを与え、香港社会はその経験をしっかりと心に留めておかなければならない」と訴えました。

　モンコック (旺角)やアドミラルティ（金鐘）エリアに続き、香港警察は15日、コーズウェイベイ（銅鑼湾）の不法占拠区で撤去作業を行いました。その間、暴力による衝突は起こらず、80日近く続いた不法占拠は一段落しました。

　董建華氏は16日の記者会見で、「道路占拠によって香港社会は大きなダメージを受け、社会秩序への影響は長い時間、広い範囲に及んでいる。社会各界はその経験をしっかりと心に留め、今の安定した生活を大切にしながら一致団結し、香港社会のためにさらなる努力を払わなければならない」と述べました。（12/17　Lin,林） 暮らし・経済へ