メキシコ合衆国連邦上院のエルネスト・ハビエル・コルデロ・アロヨ議長らの招きに応じて、中国全国人民代表大会の張徳江委員長は25日と26日にメキシコを公式訪問し、ペニャニエト大統領やアロヨ議長らとそれぞれ会談を行いました。

　張委員長は「メキシコはラテンアメリカにおいて重要な影響力のある大国である。中国はメキシコと共に中国・ラテンアメリカ・カリブ諸国共同体フォーラム初の閣僚級会議の準備に取組み、平等互恵かつ共同発展の中国・ラテンアメリカの全面的協力パートナーシップを新たな段階に引き上げていく」と述べました。

　これに対し、ペニャニエト大統領は「2週間前の中国訪問は大成功を収めた。この訪問は中国との協力の決意を更に固めている。メキシコは中国ラテンアメリカの全面的な協力を支持し、積極的に貢献していきたい」と強調しました。 (hj　KOKUSEI)