中国全国人民代表大会常務委員会の張徳江委員長は23日から25日にかけて、コロンビアを公式訪問し、コロンビアのサントス大統領を初めとする指導者らと会談しました。

　張徳江委員長は、「中国とコロンビアの国交樹立30数年来、両国関係が安定的に発展している。政治的には相互信頼をし、互いに支援しあっている。中国はコロンビアとの友好協力関係の発展を重視し、コロンビアが国家発展や平和事業の発展の面で収めた成果を高く評価する。ここ数年、両国の貿易が急速に成長し、中国はコロンビアの二番目の貿易パートナーとなった。来年は両国国交樹立35周年に当たり、両国関係の発展は新たなチャンスに恵まれている」と述べました。

　これに対して、サントス大統領は「コロンビアと中国は遠く離れているが、互いに尊重し、真摯に付き合っている。コロンビアは中国との伝統的な友情を大切にし、両国関係を更に深めていきたい。経済貿易、投資、農業などでの協力を強化し、ラテンアメリカと中国の関係発展を推進していきたい」と述べました。（ooeiei、Kokusei）