20141125news2
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中国の王毅外相は24日、ウィーンで「イラン核問題をめぐり6カ国(米、英、仏、露、中、独)とイランの外相は2国間や多国間協議を行った。関係各方面はこれまでに重要な進展を収め、この進展は最終合意に向けて強固な基礎となることで考えが一致した。中国側はイラン核問題に関する協議の今後について楽観的に考えている」と明らかにしました。
王外相は中国の立場について「中国側はイラン核協議において重要な国として客観的で公正な立場を堅持して斡旋している。中国が打ち出した多くの前向きな意見は関係各方面に重視、採用されており、協議の参考として重要な役割を果たしている」と説明しました。
王外相はまた「まず、関係各方面はできるだけ早く最終合意を達成する決心を持たなければならない。次に、これまでに達成した最大の共通認識、すなわち核拡散防止条約のシステムを守る必要がある。イランは核兵器を開発してはならないが、イランが原子力を平和利用する権利は保障されるべきだ。それから、合理的な時間の枠組み内で一連の合意を達成し、段階的に実施する。最後に、実務的で向き合って進むという姿勢で未解決の難題を解決し、関係各方面が受け入れられる解決案を探し出すべきだ」という意見を述べました。(殷、小山)
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