(資料写真)
日本メディアが18日に伝えたところによりますと、数多くの映画で活躍した俳優の高倉健さんが、悪性リンパ腫のため、11月10日に亡くなっていたことがわかりました。83歳でした。
高倉健さんは寡黙な男性像を見事に演じるなど、日本を代表する俳優として「雲の上」の存在でした。半世紀あまりの間に、200作品以上の映画に出演。映画賞も数十回受賞するなど、日本映画界で無類の影響力がありました。
主演した映画『君よ憤怒の河を渉れ』が1978年、中国大陸で「追捕」(中国での作品名)として公開され、大変な人気を呼びました。高倉健さんが演じる検事・杜丘冬人のハンチングにトレンチコート姿、凛々しい表情が観客を魅了し、中国でも一躍人気俳優となりました。『君よ憤怒の河を渉れ』のほか、『幸福の黄色いハンカチ』や、『遙かなる山の呼び声』なども、中国人にも親しまれる映画となりました。
また、2005年には、中国の張芸謀監督の作品『単騎、千里を走る。』に出演。74歳となりながらもすばらしい演技力で、国境や言葉を超え、観客を感動させました。
2012年、北野武さんと共演した「あなたへ」が最後の作品となりました。(ZHL、山下)旅行・文化へ
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |