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中国国家発展改革委員会は4日、今後6年間の『国家気候変動対策専門計画(2014年~2020年)』の全文を発表しました。計画によりますと、2020年までに、中国は温室効果ガスの排出をコントロールする行動目標を全面的に達成し、試験的に低炭素化の試みを行うモデル地域で顕著な進展を遂げるということです。
中国の気候変動対策分野における専門計画としては、これが初めてです。気候変動対策に取り組むため、国の2020年までの指導方針、主な目標、全般的な配置、重点的な任務及び政策の方向性について明確に定めています。
計画には、2020年をめどに、中国の単位GDP当たりの二酸化炭素排出量を2005年に比べ40%~45%削減し、非化石エネルギーが一次エネルギー消費量の中で占める割合を約15%まで引き上げ、2005年に比べ森林面積を4000万ヘクタール、森林備蓄量を13億立方メートル増やすなどといった目標が盛り込まれています。これによって、工業生産プロセスなどの非エネルギー活動による温室効果ガスの排出は効果的に抑制され、排出量の増加も持続的に減速する見込みです。(洋、林)暮らし・経済へ
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