パン事務総長は「戦争と自然災害などによって、全世界で5000万人以上が家を失ってしまった。そのうち1670万人が難民になった。シリア、アフガニスタン、マリ、スーダン、コンゴ民主共和国、ソマリアなどの国とその隣国の難民問題が長期間続いている」と指摘したうえで、国際社会に対して、より多くの資源を調達し、日増しに厳しくなっている人道主義の情勢に対応し、難民問題の解決策を見出すよう呼びかけました。
グテーレス国連難民高等弁務官は「アフリカ地域では戦乱と自然災害が頻発し、宗教・宗派間の衝突や政治闘争によって、国の分裂や人道主義の災難をもたらした。多くのアフリカの国は、長期にわたって難民問題で困っている。衝突の防止や紛争の平和的解決、貧困の撲滅、発展などの面において、国際社会はアフリカを援助すべきだ」と述べました。
会議はアフリカの難民問題について声明を発表し、アフリカの人道主義の情勢と難民問題の緊迫性、複雑性と厳しさを強調すると共に、それに対応する措置を講じるよう国際社会に呼びかけました。(Katsu、小山) 国際・交流へ
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