現地の中国大使館は、フィリピンの警察当局に被害者の身元確認を急ぐよう求めました。一方、フィリピン在住の華人に地元の安全情勢に注意し、必要な措置を講じて自らの安全を確保するよう呼びかけています。
フィリピンの新聞『ワールド・ニュース』は、「2日午前、華人の政府官員がトゥゲガラオ市で銃撃され死亡した。また、その日の夜、この市でバイク部品の販売をしている20歳代の華人2人が何者かに銃で襲われ、死亡した」と報道しました。
また、フィリピン政府は、フィリピンの犯罪グループは9月初めに、中国大使館や企業、及びショッピングセンターなど公共施設を標的とする爆弾襲撃を企んでいたことを確認しました。
なお、中国外務省はフィリピンの安全面を考慮し、9月に「フィリピンへ渡航の一時見合わせ」との注意情報を出すと同時に、フィリピン在住の中国人や駐在機構、企業に、危機管理意識を高め、自らの安全を確保するよう呼びかけました。(藍、keiko)国際・交流へ
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