オバマ大統領は、中国が国際問題で果たした建設的な役割を高く評価し、11月の中国訪問では、習近平主席と米中「新型大国関係」構築の更なる推進をめぐって突っ込んだ意見交換をし、各分野における両国の実務的な協力を促し、気候変動、エボラ出血熱、テロリズムなど世界と地域問題への挑戦に共に対応していくことを期待すると表明しました。

　王毅外相はそれを受け、「中米が協力の最大化、食い違いの最小化に向けて共に努力すべきだというアメリカ側の提案に、我々は賛同する。中国はオバマ大統領の中国訪問を歓迎し、アメリカと共に戦略的相互信頼を深め、各分野における互恵協力を拡大し、中米の「新型大国関係」建設を真の意味で確実なものにするよう押し進めていきたい」と話しました。王外相はまた、香港の目下の事態に対する中国側の原則的な立場を説明しました。

　同日、王毅外相はアメリカのライス国家安全保障担当大統領補佐官と会談し、共に関心の寄せる問題をめぐり突っ込んだ意見交換をし、幅広い共通認識に達しました。（Yan、林）国際・交流へ