17年ぶりのインド訪問に先立って、中国の習近平国家主席は17日、インドの主要紙で、「手を携えて繁栄したアジアの世紀を共に創出」と題する署名入りの文章を発表しました。

　習主席は、両国関係における相互信頼の強化や、友好交流、相違点の適切な処置などの重要性を改めて強調し、両国の発展戦略の、より緊密な連携を実現させ、手を携え共同の夢を追い求めるべきだとしました。そのうえで、両国の関係について、「それぞれ優位性を持つ新興国として、長所を採り短所を補うより緊密な発展パートナー」、「アジア経済を牽引する２つの大きな原動力として、成長を促す協力パートナー」、さらに「世界が多極化する過程において、２つの重要な力として、戦略的協力を拡大するグローバルパートナー」となるべきだと指摘し、両国関係発展の見通しに期待を寄せました。（ZHL、山下）