中国の習近平国家主席は11日、ドゥシャンベで、ロシアのプーチン大統領と会談しました。
習主席は「このほど、私たちが上海とブラジルのフォルタレザで、2回会合し、協力に関する一連の共通認識に達した。両国政府はこれを積極的に実行している。両国の各分野における協力の勢いが強い。現在、双方は高速鉄道の協力を検討している。衛星によるナビゲートシステムの協力はスタートした。私はプーチン大統領と緊密な交流を保ち、互いに支持し合うことを強化し、相互開放を拡大し、外部からのリスクとチャレンジに共同で対応し、各自の発展と振興を実現していきたい」と述べました。
プーチン大統領は「現在、露中関係の発展の勢いが良好であり、各分野での協力は私たちが達した共通認識に基づいて順調に進んでいる。私は習主席と再会し、重大な問題や両国の協力について交流し、露中関係の発展を推進していく。これは非常に重要だと思う。私は現在両国の経済貿易での協力に満足している。双方は石油と天然ガス、核エネルギー、航空などの分野における協力プロジェクトを推進していくよう希望する」と述べました。
両元首は、まもなく開催される上海協力機構(SCO)のサミットについても意見を交わしました。「現在の情勢の下で、上海協力機構加盟国は団結と相互信頼、協力を強化し、安全保障と経済分野の共同発展を推進し、『三つの勢力(分離主義、テロリズム、過激主義)』を断固として取り締まり、各分野での実務的協力を推進し、同機構が加盟国の安定と発展の保障になるべきだ」との見解を示しました。(玉華、kokusei)
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